2019.03.13

美容と健康

目のツボ押し、ストレッチで視力回復! ~大人のかんたん健康法~

目の周りだけでもこれだけのツボが!簡単なケアで、クリアな視界を保ちましょう。

簡単ツボ押しが効果的!血行改善で視力も回復

目は私たちが起きている間、1日中働きっぱなしです。

慢性的な疲れが溜まりやすく、かすんだり、見えづらくなったり、視力に支障が出ることも。


そんな時に効果的なのが、この凝りをほぐして血行をよくする、顔や頭、手のツボ押しと目のストレッチです。

いずれも簡単なので、「目が疲れたな」と感じた時に行ってみましょう。

知らず知らずのうちに低下してしまうことの多い視力は、こまめなセルフケアが大切です。


疲れ目によいツボ
目の周りは骨に沿ってやさしくツボを押すようにしましょう。そのほかの箇所は、イタ気持ちいいくらいの力加減が最適です。

<マッサージのポイント>
顔のツボは左右対称にあるので、①~⑤の順に両手の指の腹で6~8回ずつ押します。最後に眉毛を外側に向かってマッサージ。
百会は、耳と耳を結んだ頭のてっぺんあたり。風池は、両耳から指2本分内側辺りにあります。




読書やテレビ鑑賞、仕事中のパソコン作業の途中でも、目を動かすだけでストレッチできます。

視力を回復させる目のストレッチ

パソコンの画面や小さな文字が見えづらいと感じたら、黒目を動かす目のストレッチを行いましょう。血行がよくなり、瞳の輝きも取り戻せるはずです。


ギュッパ体操 ~目の乾きや視力低下防止に~
①目の乾きや視力低下防止に一度、目をギュッと閉じて、パッと開ける。
②頭を動かさないようにし、黒目を右→左→上→下に動かす。4~5回繰り返す。

<ポイント>
30分に一度くらい行うとよいでしょう。


パチパチ体操 ~パソコンやスマホによる疲れ目に効果的~
①1分ほど目をパチパチと開いたり閉じたりする。
②終わったら、まぶたを閉じてしばらく目を休ませる。

<ポイント>
1日に数回行うとよいでしょう。


ピント合わせ体操 ~目のピント合わせ機能をリフレッシュ~
①近くのものを10~20秒見つめる。
②視線をなるべく遠くのものに移し、5分ほどぼんやりと眺める。

<ポイント>
1日に4~5回ほど、ピントの合わせづらさを感じたタイミングで行いましょう。




目の血行を改善させるのは目周りのストレッチだけではなく、様々な方法が……!

目の血行を改善させる呼吸法

深い呼吸をすることで全身に酸素が行き渡り、目の血行が改善されます。丹田(※)を意識して行いましょう。
※おへそから5cmぐらい下の辺りが丹田。

① 椅子に浅く腰かけ、肩とみぞおちの力を抜きます。あごを引き、手は丹田に置きましょう。
② 鼻で息を吐きながら、ゆっくり上体を15度くらいまで倒します。息を吐ききる前、ひと呼吸を残したところで膝とお尻を締め、息を吐ききります。
③ お尻を緩めると同時に上体も脱力して元の姿勢に戻します。10回を目安に繰り返しましょう。

[注意!]目の日焼けにも対策を
紫外線は、白内障などの病気を引き起こす原因になります。サングラスや日傘などによる対策が大切。

万が一、目の痛みを感じたら、濡れタオルなどで冷やし、目に休息を与えましょう。


<2018年 夏号 Vol.41 7-8ページ掲載>




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