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あれ食べたいこれ食べたい 第1回「思い出のしじみ」

今回の担当:渡邉 圭(だんらん編集部)まだまだ脂っぽいものがイケる26歳
●好きな食べ物:チーズ、そば、梨 ●嫌いな食べ物:パクチー、ピータン、ほや

今回の食材・島根県松江市「やまとしじみ」

日本全国の魅力ある食材を紹介するために、マイケアスタッフが産地に直接うかがい、取材する連載企画。

第1回目の食材は、島根県松江市の宍道湖で獲れる“やまとしじみ”。両親が島根県出身ということで、今回は私、渡邉に白羽の矢が立ったのです。

小さい頃、家族で毎年、お盆のあたりに島根に帰り、島根ならではの食材を使った料理をよく食べていました。宍道湖のしじみもそのひとつ。

田舎にいるのは1週間くらいでしたが、その間何度もこのしじみのお味噌汁が出てきました。その影響があってか、お味噌汁の具材はしじみが一番好きで、昔から母にせがんで作ってもらったものです。

しかし社会人になると、忙しくてなかなか島根に帰ることができず、一人暮らしのため母の料理を食べる機会も少ない……。

そんな時に今回の話が持ち上がったので、特別な取材になる予感が……。



石本さん宅でいただいた、獲れたてしじみのお味噌汁です。このしじみを獲るまで、初めての驚きと感動の連続でした!

黒く輝くたくさんのしじみにもう大興奮!

取材当日は大雨。それでも地元の漁師、石本繁雄(いわもとしげお)さんに無理を言って、船を出してもらうことに。かっぱに着替え、石本さん宅の目の前にある船着場から、しじみ漁にいざ出発!

湖の中心に出るにつれてぐわんぐわんとすごいうねりが。船酔いがピークに達したそのとき、フーンという音をたてて船が停止。

「さあ漁のポイントに着いたけぇ、とりあえずやってみよっか」

石本さんはそう言うと、先に鉄網のかごのようなものがついた、長い棒を水中に下しました。

「これは〝ジョレン〟と言ってね、しじみを獲るための道具なんだ」

そう言うと今度は、足で船の操作をしながらジョレンを小刻みに動かし始めたのです。

円を描くようにぐるぐると船を動かし、何周かしたところでまた船が停止。今度はすごい勢いで前進し、その勢いを利用してジョレンを水から引き上げます。

次の瞬間、黒く輝くたくさんのしじみが目に入り、私はもう大興奮! その感動で、先ほどまでの船酔いなど吹き飛んでしまいました。



漁を終え、しじみのお味噌汁の前に石本さんの奥様に作っていただいた、しじみのちまきをパクリ。船の上で食べるとまた格別です!

口いっぱいに懐かしい味「ああ、この味だ……」

石本さんは私の目の輝きに気づいたのか、「ちょっと持ってみるかい?」と聞いてくれました。

私は一も二もなく「お願いします!」と返事をしたのですが、ジョレンは重さ20~30 ㎏。

「うっ、重い!」

不安定な船の上ということもあり、10秒と持っていられませんでした。プロの漁師さんの仕事に改めて感心し、かくして私のしじみ漁初体験は終了したのでした。

石本さん宅に戻ると、先ほど獲ってきたばかりのしじみで、私の思い出の味であるお味噌汁を作ってくれました。それを口に含んだ瞬間、懐かしい味が口いっぱいに広がります。

「ああ、この味だ……」

漁の大変さも忘れ、とても優しい気持ちに包まれた瞬間でした。

帰り際、お世話になった石本さんにお礼を言いかけたとき、昔よく聞いた〝だんだん〟という言葉を思い出しました。

島根の方言で、「ありがとう」を表します。そこで「だんだん」と言うと、石本さんも「だんだん」と返してくれました。

今回の取材で感じたのは、田舎があって本当に良かったということ。たくさんの思い出に出会えたり、その土地の食べ物を楽しめるということは、とても貴重だと思います。

暇ができたらまた島根に帰り、美味しいしじみ料理を食べたいです。


<2011年 夏号 Vol.13 21-22ページ掲載>



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