2018.11.27

マイケア日記

マイケア畑から 第5回 2年目を迎え、新入社員が登場!

今回から新入社員の松井も参加。まだまだ元気ですが、この後ヘトヘトに……。

2年目はスムーズにスタート……?

マイケア畑は皆様からの温かいご声援に支えられ、無事2年目を迎えることができました。

前回お伝えした通り、にんにくを腐敗させてしまった私たちは、作物を無事にお届けし、安心して口にしていただくことの難しさ、そして生産者の皆さんの苦労・努力を、身をもって知ることとなりました。

そうして迎えた2度目の秋。リベンジとなる、にんにく植付け時期の到来です。皆様に今度こそお届けするためにも「もう失敗できない」と、自然と肩に力が入ります。

今回は、新入社員の松井も植付けに参加。

「生産者さんのこだわりや苦労を理解するために、自分たちでも畑を耕すなんて……」と、どうやら感銘を受けている様子。

その後、準備を進め、あとは植付けを行うだけ!という段階まで来たときでした。ある問題が私たちを待ち構えていたのです。




今回も大量のにんにくを準備し、これを植えるための穴を空けていきます。簡単そうに見えて、実は重労働!

秋の長雨到来。作業が進まない…

「今度こそ皆様へにんにくをお届けしたい!」と気勢を上げる私たちを待っていたのは、いつまで経っても止む気配を見せない秋の長雨でした。

畑の土は水を含んでぬかるみ、とても作業ができる状況にありません。天気予報を確認しても、雨、雨、雨。「去年は、こんなことはなかったのに……」。

しかし相手は自然、誰にも文句は言えません。待てども、待てども植え付けができない、もどかしい日々が続きます。


そんな私たちをさらに焦らせたのは、にんにくの生育の問題でした。植付けが遅くなってしまうと、冬までに根を十分に張ることができず、小ぶりな球になってしまうのです。

いつも手にしている野菜、商品の原料となっている農作物の後ろには、こうして毎年変化する厳しい自然と上手く付き合いながら、試行錯誤して生産を続ける生産者の方々がいらっしゃいます。

新人の松井にとっては、そんな方々の気持ちを少しでも感じることができた経験となりました。




社長の前野(左)も駆けつけ、率先して植え付けを行います。

天気は良好!しかし待っていた試練

10月下旬。予定より1ヵ月近くもズレ込み、やっとのことで植付けができるようになりました。

それまでとは打って変わってスッキリと晴れ渡り、長雨に濡れた土を乾かしていきました。

「これで作業ができる!」そう意気込んだのもつかの間。
少し掘っただけで湿った黒い土が顔を出しました。持ち上げてみると、水を含んだ土のズッシリとした重さが体に応えます。

それでも汗を流しながら、懸命に土を掘り、にんにくを植え付けていきます。その中には、東京から駆けつけた社長の姿も――。
全ての作業が終わりを迎えた頃には、あたりも暗くなり始めていました。
作業を終えた松井の顔には疲れと共に、充実感も見えます。


しかし、2年目のにんにく栽培は始まったばかり。

皆様のお手元に無事お届けできるように、フェイスブックや、この『だんらんweb出張版』で、にんにくをはじめとする畑の様子をお伝えしていきます。

2年目の「マイケア畑」にも、ぜひご注目ください!


<2018年 新春号 Vol.39 59-60ページ掲載>

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