2018.04.24

美容と健康

座ったままできる!むくみ改善ストレッチ ~かんたん健康法~

女性の大敵である「むくみ」。放っておくと、その爪痕が顔や体に残ることになるかも……。

むくみはどうして起こるの?

夕方になると靴がきつくなる、顔がはれぼったい、指輪が取れにくくなる……、このような症状が出る「むくみ」。放っておくと、シワやたるみ、目の下などにクマができることも。さらに、むくみが慢性化してくると溜まった老廃物が脂肪細胞と結びつき、セルライトになってしまいます。

では、むくみはどうして起こるのでしょうか?主な原因として、いくつかの生活習慣が挙げられます。例えば、塩分の摂り過ぎ。からだは体内の塩分濃度を一定に保とうとするため、塩分が増えすぎるとこれを薄めるために水分を溜め込みます。また、立ちっぱなしなど同じ姿勢で長時間いることもむくみの原因に。
となれば、予防はかんたん。ストレッチなどで日常的に体を動かすことが、解決への近道になります。



仕事中のオフィスでもOK!座ったままできるストレッチを紹介します。

デスクでできる足首ストレッチ

むくみ予防で大切なのは、「1時間以上同じ姿勢でいないこと」です。同じ姿勢で長時間いることで、水分が1ヵ所に溜まりやすくなったり、運動不足による血行不良、冷えによる新陳代謝の低下など、さまざまなむくみの原因を引き起こすのです。伸びやストレッチ体操を行って、血行を巡らせるよう心がけましょう。
「でも、仕事の時にストレッチなんてできない……」という方のために、今回はデスクでもできるかんたん『むくみ改善ストレッチ』をご紹介します。上の写真を参考に、是非実践してみてください。

~つま先を回してストレッチ(写真左)~
① つま先を床につけ、かかとを上げる。
② かかとを左右に10回まわす。
③ かかとを床につけ、つま先を上げる。
④ つま先を左右に10回まわす。

  ~足首を伸ばしてストレッチ(写真右)~
① 右のひざを伸ばし、足首を直角に曲げる。
② 次に、足首を前方へピンと伸ばす。
③ 左も同じように行う。



便秘もむくみを引き起こす一因。デスクでもできるかんたんストレッチで、健康的に予防しましょう。

便秘予防ストレッチでむくみ改善

春は暑くもなく、寒くもないこの季節だからこそ、水分補給を忘れがちになります。そこで、悩ましいのが「便秘」。実は便秘も、むくみの原因になるのをご存知でしたか?
便秘になると、腸が下腹部の静脈やリンパ管を圧迫してしまいます。そうなると、血液が流れが停滞してしまい、水分が一部分に溜まりむくみが生じてしまうのです。
便秘の原因は、水分不足、食物繊維不足、そして運動不足。便秘も、むくみも予防できるかんたんストレッチを紹介します。

~体を揺らしてストレッチ(写真上)~
① 椅子に座り、両手のひらを太ももに置き、背筋をまっすぐに伸ばす。
② 肩の線を水平にして、呼吸を自然に保つ。
③ 肩の線を水平に保ったまま、上体を左右に10往復くらいゆっくりとスライドさせる。

ポイント
●顔は正面に向けて。
●上体を長方形に見立て、肩の水平移動で平行四辺形を作るイメージで。肩を下げないように。
●傾けた反対側のお尻が浮かないように注意。


<2012年 秋・冬号 Vol.18 39ページ掲載>
<2014年 秋・冬号 Vol.26 39-40ページ掲載>

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