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もう一度出会う日本の「お茶」

私たちよりも一層身近に「お茶」がある茶園を営む生産者にお話を聞きに茶園面積、収穫量で全国の約4割を占める静岡県の島田市を訪ねました。

お茶は日本人にとって特別な飲み物

1200年に及ぶ歴史の中で飲まれ方や役割を変えながらも、日本人と共にあったお茶。乾きを潤すだけでなくお茶を飲むひとときに、私たちは安らぎを得ます。

そのようなお茶の奥深さに近づきたく、茶葉が育てられている茶園を訪ねました。

寒さの厳しい2月、茶園は、枝丈をそろえる「ならし切り」の真っ最中。そして初夏の訪れとともに新芽で茶園が萌黄色に染まるのだと、「無農薬茶の杉本園」の4代目である杉本芳樹(よしき)さんが話します。

「私が小さかった頃、このあたりでは5月になると茶を切るハサミの調子の良い音があちらこちらから聞こえてね。村中に若葉の香りが広がり、製茶機が動き出すと、茶葉の水分が抜け、それが甘い香りへと変わっていったものです。きらきら輝く新芽の萌黄色は私の一番好きな色。あぁ、いよいよ夏が来たのだと今でも心が弾みますよ」



お茶の成分は機械での分析が一般的。「糖度や栄養成分の数値だけに頼らず、実際に飲んで感じた味や香りを大切にしてほしい」と芳樹さんは話します。

季節によって変化する茶葉の味わい

新茶が出荷される初夏は、お茶農家である芳樹さんがもっとも忙しい季節です。

「朝から晩まで製茶工場で機械を動かしながら、がぶがぶと飲んで喉を潤してくれるのがその年の新茶です。私が好きなのは熱いお湯で淹れた味。熱湯で淹れると鮮烈な渋みが勝りますが、これがおいしい。いくらでも飲めて疲れが吹き飛びます」

5月の収穫を終えても繁忙期は終わりません。一番芽を摘むと、力強い味わいの夏摘みの芽が吹き、それを刈り取ると秋口にまた新芽が顔を出す。

コクのある秋摘みの芽は日が経つほど、一味違う秋冬番茶へと変わります。収穫時期によって変化する茶葉の味わいも楽しんでほしいと、芳樹さんは話します。



左から先代の伊三郎(いさぶろう)さん、息子の真理(しんり)さん、芳樹さん。仕事の合間に一息つくお茶は安らぎを与えてくれるのだそう。

誰もが安心して飲めるお茶を作りたい

芳樹さんと茶畑を見て回るのが、息子の真理さん。農薬も肥料も一切使わず茶を栽培する杉本園を継ぐために、Uターン就職したばかりです。

「学生の頃、化学物質過敏により、お茶を当たり前に飲めない方にお会いしたことが、肥料や農薬について考えるようになったきっかけです。誰もが安心して、いくらでも飲めるお茶を作り続けたい、その思いが茶園を継ぐ強い動機になりました」

長い繁忙期を経て、杉本園がほっとひと息つくのは秋冬の番茶を摘み終わる頃。仕事が落ち着き、ゆっくりと飲む、番茶の香ばしくてやさしい味わいはまた格別なのだそうです。

手軽に何でも手に入る現代、あえて急須を使って丁寧にお茶を淹れ、湯の温度や四季によって変わる味わいを楽しむのも素敵です。

日本人のそばにずっとあったお茶だから、深く味わうほど私たちの体を潤し、心を「ほっ」と癒やしてくれるのでしょう。



<2020年 春号 Vol.48 7-8ページ掲載>



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