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野草に学ぶ健康

1年でいちばん種類豊富な野草が見られる春、私たちは熊本・阿蘇を訪れました。

長い冬を越えた野草は生命力のかたまり

かつて健康とは、毎日の食事や暮らしのなかで“積み重ねていく”ことが主でした。

そのひとつが野草の健康効果。

今回は野草の健康について学ぶべく、熊本県阿蘇の阿蘇薬草園園長、井澤 敏さん(75)の元を訪れました。

いざお話を伺おうと切り出すと、こんな提案をしてくださった井澤さん。

「野草のことが知りたいなら、実際に山に入るのが一番ですよ」。

野草の採れる山というと、奥深く険しい山を想像していたのですが、実際は普段着でも入れるような小道にも野草がたくさん生えていました。

「野草は一年中生えているものですが、特に5~6月、長い冬を越え最初に顔を出したものは生命力のかたまりです」。

山道を歩きながら、この季節が旬だという山みつばやマタタビ、くず、野イチゴなどが生えている場所を教わった私たち。

意気込んで抜こうとしたとき、
「根っこから取ったら次が育たない。だから茎を切ってこの命は残しておいてくださいね」
と優しく井澤さんに諭されました。

“自然の命に感謝しながら大切にいただく”という当たり前のことに改めて気づかされました。


一つひとつの野草の特長や採り方を丁寧に教えてくださった井澤さん

自然のものは健康を助ける

井澤さんは、今回採ってきた野草を使って、野草ご飯の手巻き寿司とスープを作ってくださいました。

「野菜は野の菜って書くけど、これは山野で採る野菜。野草といってもその使い方は普通の野菜と同じですよ」と井澤さん。

その言葉の通り、作り方はいたって簡単。
オオバコやくずの葉など、普段の食卓ではあまり見ないものも、一緒に湯引きしザクザクと刻んでいきます。

基本的にはどんな野草を入れても大丈夫で味付けは醤油、みりんがあれば十分というのです。

完成したお料理をいただくと、野草のやさしい香りが口に広がりお箸がどんどんすすみます。

今回は山みつばを主役にしましたが、スーパーで売っているみつばよりも味が濃く、爽やかな香りを感じます。

「みつばは食欲増進や消化を促す効果があるんですよ。風邪の引き始めや疲れたときにはもってこいです」。


野草の手巻寿司に薬草スープ、野いちごの赤に可愛い春を感じました。

余計な調味料なしで奥深い野草料理に

ほかの野草も風味が絶品で、とくに野イチゴとマタタビが良いアクセントになっていました。

ナッツのような食感のマタタビ、やさしい酸味を感じる野イチゴがお醤油味の野草ごはんによく合います。

ごはんに混ぜるときにしぼった野草の汁も、ほんの少しの味付けをするだけで奥深い味のスープに変身しました。

自然の恵みを活用し、普段のお料理の中で健康を作っていく。
そしてその積み重ねが5年後、10年後の健康を支えることができるのは理想だと感じます。

自然のもので健康を維持するということの大切さを、私たちは昔から伝わる野草の知恵に学び再確認することができました。

<野草の手巻寿司>
材料
・お好みの野草
(ここでは、ヨモギ、オオバコ、マタタビ、山三つば、野イチゴなど)
・みりん
・醤油

○作り方○
①大鍋で塩をたっぷり入れて湯を沸かし、野草をゆでる(アク抜き)。
②しんなりしたら湯からあげ、水にくぐらせる(色や香りを留まらせる)。
③②の野草と、醤油適量、みりん適量を入れミキサーにかける。
④ある程度ミキサーで混ざったら、布巾などで水分をしぼる。しぼり汁はスープ用にとっておく。
⑤水分をしぼった野草をご飯と混ぜ、海苔で巻いて完成。

<薬草スープ>
○作り方○
上記の③にお水や醤油を入れたら温めて、できあがり(お好みで鰹節などを入れても美味しく召し上がれます)。

*取材協力
阿蘇薬草園 茶処・商処


<2018年 春号 Vol.40 45-46ページ掲載>

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